立川市で「食べきりキャンペーン」 外食・宴会時の食品ロス削減へ

  • 54

  •  

 立川市は現在、外食や宴会での食品ロスを減らす取り組み「たちかわ食べきりキャンペーン」を実施している。

[広告]

 日本では、まだ食べられるのに廃棄されている食品、「食品ロス」が年間約621万トン発生している。日本人1人当たりに換算すると、おにぎり約2個分の食べ物を毎日捨てていることになるという。

 食品ロスの削減を目的として設立された自治体間の「全国おいしい食べきり運動ネットワーク」の全国共同キャンペーンと連動し、同市では外食や宴会の機会の多くなる年末年始にキャンペーンを実施する。

 同市は外食・宴会時の料理の適量注文、食べきれない料理のシェア、幹事からの食べきりの声掛けなどで食べ残しを無くす協力を呼び掛けている。期間中、市内58店舗の食べきり協力店で対象メニューを食べきり、合言葉「たちかわ食べきり」を伝えると、オリジナルフリーザーバッグがその場で進呈される。

 同市ごみ対策課の小山裕二郎さんは「宴会が始まる時や終わる前に、幹事が一声掛けるだけでも食べ残しは減る。一人でも多くの方にキャンペーンに参加いただき、普段の生活の中でも食品ロスを減らす行動のきっかけとなれば」と呼び掛ける。

 2018年1月31日まで。協力店は同市のホームページで確認できる。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース