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立川で調理・製菓専門学校の学園祭・卒業作品展 学生による即売会も

西東京調理師専門学校のそば打ちの様子

西東京調理師専門学校のそば打ちの様子

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 立川の「西東京調理師専門学校」(立川市高松町3)と「国際製菓専門学校」(曙町1)が2月3日・4日、合同で学園祭・卒業作品展を開催する。

パンのピースで作った「唐獅子図屏風 右隻」

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 2校は「田中教育グループ」が運営する姉妹校で、小平市から2004年に国際製菓専門学校、2011年に西東京調理師専門学校が現在地に移転した。西東京調理師専門学校が昨年、学校創立50周年を迎えたこともあり、初めて同日程で開催することになった。同校広報の中島正夫さんは「お菓子や料理などのイベントを来場者に楽しんでいただければ」と話す。

 会場は両校校舎と立川高島屋(曙町2)の3カ所。西東京調理師専門学校では、レストランで和洋中のセット(800円~)、総菜(100円~)、二八そばの実演販売(300円)を行う。国際製菓専門学校では、ピザ(150円)などの軽食やケーキ(150円~)、焼き菓子を販売するほか、アイシングクッキーやマジパンの体験(200円)も用意する。

 立川高島屋では1月31日~2月4日、国際製菓専門学校による約180センチメートル×90センチメートルの大型パン作品の作品展示(1階正面ステージ)をはじめ、あめ細工・シュガーアートなどのデモンストレーション(1階エスカレーター脇特設会場)などを行う。毎年の目玉である大型パン作品は、狩野永徳作「唐獅子図屏風(びょうぶ) 右隻」(宮内庁所蔵)を題材にし、1万6000ピースのパンを使って表現する。3日・4日には学生が作った和菓子・洋菓子・パンの即売、4日11時からは西東京調理師専門学校による氷の彫刻の実演も行う。

 3会場を回るクイズラリーは、国際製菓専門学校で3日・4日とも先着150人に景品を進呈する(参加無料)。中島さんは「全て学生プロデュースの盛りだくさんの内容なので、お立ち寄りいただければ」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は3日=10時~16時(西東京調理師専門学校は11時~)、4日=10時~15時。高島屋での展示は10時~19時、手作り即売コーナー(3日・4日)は10時~(なくなり次第終了)。

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