立川市内各所で5月19日・20日、「立川いったい音楽まつり」が開かれる。
同イベントは、市内の広場や店頭などで一斉ライブを行うことで、まち「いったい(一帯)」に音楽をあふれさせ、にぎわいを与え、出演者・観客が「いったい(一体)」となって創り上げていくことを目指す。今年で7回目となり、昨年は約5万8000人が来場した。
今回は立川高島屋テラス(立川市曙町2)、立川タクロス(同)、立川駅南口交番横にある駐車場などのメイン会場と、CHABOHIBA HALL(幸町4)やほっこりカフェ(柴崎町2)、ギリシャ料理シュポール(羽衣町2)などの立川もりあげ会場の全35会場で、ロック、ポップス、ジャズ、クラッシック、ダンスなどさまざまなジャンルのアーティスト約330団体がライブを披露。歌手・女優・タレントとして活躍するつちやかおりさんや、立川で結成された3人組のメジャーデビューバンド「しなまゆ」などスペシャルゲストも登場する。
参加型のイベントも実施。19日・20日には音楽に合わせて振れる卵型のマラカス「エッグシェーカー」を作るワークショップ、20日にはペルー発祥の打楽器カホンを練習してステージで演奏できる「青空カホン教室」を行うなど、音楽をより体感できる企画を用意する。
イベントに先立ち、「立川いったい音楽まつりweek」と称する5月13日~18日には、立川いったい音楽まつりに足を運べない人に向けて、市内の福祉施設などで出張ライブを展開。5月16日にアメリカ空軍太平洋音楽隊の隊員で結成されたビッグバンド「パシフィックショーケース」の公演などを予定する。
「イベント実行委員の半分が出演者なので、出演者が楽しく演奏できるようなステージ構成を心掛けている。『楽しい』の連鎖で、ライブを聴きにきた方にもっと音楽を好きになってもらえるとうれしい」と同イベント広報の石田美紀さん。「幅広い世代の方が楽しめるイベントを1年間かけて準備してきた。プログラムも2日間で異なるので、両日とも足を運んでいただければ」と来場を呼び掛ける。
会場や開催時間の詳細はホームページやフェイスブックで確認できる。