今年11月1日・2日に国分寺市で行われる「第7回全国国分寺サミットin武蔵国分寺2008」に向け、同市では同サミットの「ロゴマーク・標語」の募集を行っている。
同サミットは、奈良時代中ごろ、聖武天皇の命により奈良の東大寺を総本山として全国68カ所に国分寺が建てられ、その多くが今でも遺跡として残されていることから、毎年国分寺跡を持つ市町村が日本中から一堂に集まるイベント。今年は、史跡佐渡国分寺が所在する新潟県旧真野町との姉妹都市交流が20周年であることや、国分寺まつりが25周年を迎える記念の年にあたることから同市での開催が決定した。
今年は、七重塔などをテーマにしたフォーラムの開催や全国の国分寺跡を紹介する展示ブースの設置を予定するが、ロゴマークと標語の募集については同サミット初の試み。市内在住・在勤・在学から応募を募る。ロゴと標語いずれか片方の応募でもよく、応募点数の制限もない。1次審査は同市教育委員や美術大学の教授陣が行い、6月29日に市民選考会を行う。採用が決定した作品は同サミットとその関連事業の宣伝告知に広く使用され、国分寺市観光協会の提供による記念品が贈呈される。
同市担当者は「国分寺市は『市民との共同』をテーマに掲げているので、サミット開催時も、コンサート企画やウオーキング企画などの市民参加プロジェクトも企画する予定。ロゴマークや標語についても市民と一緒に考えていきたい。市民と選んだロゴマークや標語がポスターなどに採用されて街中に貼られるので、そうした楽しみを想像しながら多くの人々に応募していただきたい」と期待を寄せる。
ロゴマーク・標語の応募締め切りは6月20日。
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