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ららぽーと立川立飛に屋内レジャー施設 木製遊具で森遊び体験を

子ども向け屋内レジャー施設「創・造・冒・険」の「川のゾーン」©カメラマン山根朋子

子ども向け屋内レジャー施設「創・造・冒・険」の「川のゾーン」©カメラマン山根朋子

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 三井ショッピングパークららぽーと立川立飛(立川市泉町)に7月30日、「屋内の森あそび体験『創・造・冒・険』」がオープンする。

18カ月未満専用の「ハイハイゾーン」

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 同施設は多種多様な樹木から作られた木製遊具が並ぶ子ども向け屋内レジャー施設。子どもたちが生涯自分らしく生きる力を育むために、自ら遊びを生み出し(=創造)、自分の限界に挑戦する(=冒険)森遊び体験を提供する。運営は大和地所(神奈川県横浜市)。

 同施設を企画プロデュースするプロジェット(世田谷区)の原田眞希さんは「立川は近年特に子育て世代が増加しており、育児にも意識の高いエリア。ららぽーと立川立飛は子育てファミリーの来館も非常に多いことから、このような子ども向け屋内レジャー施設のニーズが高いと判断し、出店に至った」と話す。

 同施設はららぽーと立川立飛2階の2区画約1028平方メートルを3つのエリアに分け、18カ月未満専用の「ハイハイゾーン」と、「川のゾーン」、「山のゾーン」で構成する。自然の山や川を模した遊具や玩具は23種の樹種を用い、「単純」「安全」「頑丈」をモットーに熟練の職人が一つずつ丁寧な手仕事で仕上げたもの。

 シンプルな造形の遊具は子どもの自由な発想を引き出し、工夫次第で無限に遊びが広がるという。樹種により異なる色や香りなどは「自然の多様性を肌で感じるきっかけになる」とも。フロアや一部の壁にも木材を使い、素足で走り回っても気持ちのいいウッディな空間となっている。子どもの見守りは保護者に一任する形を取るが、「子どもの遊びを待ち、見守る『親力』を鍛えるような」ワークショップを予定している。

 「遊びを通して得た原体験は子どもの土台を形成する。幼い頃には、自然と触れ合って思いきり体を動かし、創意工夫や挑戦、失敗を繰り返しながらこの土台を豊かにすることが大切」という原田さん。「今日的なデジタルゲームやアニメも楽しいが、豊かな感受性を育むためにも、日常的に森遊びを体験できる当施設をバランスよく取り入れてご利用いただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は、10時~19時(最終入場18時)。利用料金は、30分=大人・子ども(6カ月~12歳)共に650円。以降10分ごとに子どもは延長料金(100円)がかかる。6カ月未満無料。保護者と子ども(12 歳以下)の同時利用が必要。初回に利用登録(手数料100円)あり。

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