
ららぽーと立川立飛(立川市泉町)で8月18日、立川を拠点とする3人制プロバスケットチーム「TACHIKAWA DICE(立川ダイス)」の女子チームが初めてのホームゲームを行う。
3人制バスケットボール「3×3(スリーバイスリー)」のトップリーグ「3×3.EXE PREMIER」は、今年の夏に世界初となる女子カテゴリーを設立。7月29日に行われた栃木県宇都宮市のオリオンスクエアでの開幕戦を皮切りに、関東4都市で4ラウンドが開催される。
「3×3は2020年東京オリンピック種目になったが、開催国枠は男女で1つだけ。それを獲得するのに女子チームは厳しい予選を勝ち抜かなければならない。こうした背景から全チームに5人制プロバスケから転向してきた現役や元選手が大勢いて、非常にレベルの高いリーグになっている」と立川ダイス ゼネラルマネジャーの劉生琢行さん。宇都宮での立川ダイスの初戦は「元WJBL選手でそろえたチームやWNBA選手が在籍するチームと同じグループになったが、スピーディーでアグレッシブな試合展開で会場を沸かせることができた」という。
立川ダイス女子チームに所属するのは、浅羽麻子選手、小濱菜摘選手、松浦真有里選手、宮田光選手、大橋実奈選手、鈴木麗選手の6人。3ラウンド目となる8月18日のゲームは地元立川での初試合となる。劉生さんは「参加チームはどこも手ごわいが、立川ダイスの得意とするハンドリングやドライブを生かしたアグレッシブな試合スタイルに注目してほしい」と話す。
同会場では現在6ラウンド終了時点でリーグ全体の首位に立つ立川ダイス男子チームもゲームを行う。チームワークがよく、3×3の理解度も一番高いチームと自負する劉生さんは「この日は念願のアベックホーム優勝を立川のファンに届けたい」と意気込む。「観戦していて一番楽しいチーム、一番応援したいチームを目指している。立川ダイスは『立川』という街を代表してプレーしているので、立川の皆さんと最後にいい景色を見られるよう準備していきたい。ぜひ会場で応援を」と来場を呼び掛ける。
開催時間は13時~17時30分。