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「たま夢婚」多摩在住夫婦1組に結婚式をプレゼント アルバルク東京もお祝い

昭和記念公園で実施された「たま夢婚」第1回の挙式の様子

昭和記念公園で実施された「たま夢婚」第1回の挙式の様子

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 TAMAウエディング推進会(立川市錦町1)は11月24日、結婚式を挙げたくても挙げられなかった夫婦1組に結婚式をプレゼントする「たま夢婚」第2回を行う。現在、希望する夫婦の応募を受け付けている。

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 「近年の結婚式を挙げない層や未婚率の増加に加え、多摩エリアのカップルは23区内や横浜など他エリアで挙式するケースが極端に多い」と話すのは、TAMAウエディング推進会会長の佐藤利彦さん。こうした危機感から多摩地区のウエディング業有志と行政・団体・企業が集まり、「多摩のウエディングをもっと魅力的にしたい」と同推進会が発足。同イベントはその活動の一環として行う。

 第1回は昨年3月、昭和記念公園(緑町)みどり橋エリアで実施した。15組を超える応募の中から選ばれたのは立川市在住の内木拓美さん・純子さん夫妻。純子さんは「身内の不幸や私の妊娠により式を挙げられなかったが、ずっと結婚式をしたい気持ちが残っていた」という。当日は清水庄平立川市長や約100人の参加者が立ち会い、ドレスショーや音大生による生演奏、バルーンセレモニーなどが会場を盛り上げた。「一度は諦めた式をこのイベントで挙げられたことに感動した。私たちの娘にとっても共通のいい思い出になった」と内木さん夫妻。

 今回のイベントでの挙式は、2万坪の森に独立型ガーデンチャペルを有する「フォレスト・イン 昭和館」(昭島市昭和の森、ブライダルTEL 042-542-5555)で行われる。プロバスケットボールチーム「アルバルク東京」のアリーナ立川立飛(立川市泉町)での公式戦プライムタイムで、チアリーダーによるパフォーマンスや選手たちのビデオメッセージなどのお祝いセレモニーも予定。衣装・美容・写真など結婚式に必要なアイテムも進呈される。

 「多摩エリアは自然豊かで商業施設なども整備されており、この地域で生まれ育った人が結婚し、生活や子育てを続けていくのに魅力的な土地。結婚式という人生のセレモニーもホームタウンで実施してほしい」と佐藤さん。「事情があってできなかったが今でも結婚式を挙げたい方、多摩エリアにゆかりを持つ方は熱い想いをメッセージに込めてぜひ応募を」と呼び掛ける。

 対象は多摩エリア在住で、入籍はしているが結婚式を挙げていない夫婦。申し込みは、ホームページのフォーム、メール、ファクス(FAX 042-527-9255)、郵送で受け付ける。応募締め切りは9月17日(必着)。当選発表は10月中旬を予定。

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