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立川に「ワークマンプラス」1号店 低価格アウトドア・スポーツウエアを中心に

ワークマンプラスの店内の様子

ワークマンプラスの店内の様子

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 三井ショッピングパーク ららぽーと立川立飛(立川市泉町)に9月5日、作業服チェーンのワークマン(本社=群馬県伊勢崎市)が一般顧客向けの新業態店「WORKMAN Plus(ワークマンプラス)」を出店した。

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 ワークマンはプロ顧客向けのワークウエア専門店を全国に825店出店する業界最大手。主力顧客である作業員が団塊世代の引退により減少気味であることから、2年前、客層拡大を狙い一般顧客向けにアウトドアウエアの「FieldCore」、スポーツウエアの「Find-Out」、レインスーツの「AEGIS(イージス)」を立ち上げた。ワークマンプラスではこの3ブランドを中心に扱う。

 3ブランドは、口コミやSNSの拡散でプロ顧客向けながら一般顧客の間で人気に火がつき、用途別にブランド化されたもの。売り上げは2017年3月期の30億円から2018年3月期には60億円に拡大。今期は115億円になる見込み。短期間で売上を伸ばした理由として、ワークマン営業企画部担当者は「低価格なのにプロが認める機能性があるため。作業服向けに開発した機能は、スポーツやアウトドアでの体の動かし方にマッチし需要も似ている」と話す。

 価格帯は、秋冬アウター=2,900円、インナー=980円など、同機能を持つ他社製品の半額から3分の1以下。「作業服は買い替えの頻度が高いため、低価格でなければ受け入れてもらえない。10万着単位での大量生産が可能な体制があるため、この価格帯を実現できる」という。

 売場面積60坪の店内は、アウトドア&タウンユース、スポーツ、レインウエア、ガーデニング&DIYの4つに区分けし、写真や商品紹介などを豊富に掲示して機能を伝わりやすくしている。立川に1号店を出店したのは、「多摩地区はワークマンが都内に進出する当初から出店を続けてきたエリア。職人が利用するプロショップというイメージを持っている方も多い。その中心部の立川に出店することで、一般顧客向けの商品がたくさんあることを知ってもらう」のが狙い。

 「安いという声を店内でよく聞く。価格がららぽーと限定ではないことや、普段着としても使える安い商品が並んでいることに驚く方もいる」と担当者。「スポーツやアウトドアをこれから始めようという方に来店していただきたい。いきなり本格的にそろえるとコストが高くつくので、入門用や練習用として利用していただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は10時~21時。

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