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国立の古民家で茅葺き屋根葺き替え工事 見学会、体験会実施へ

古民家(旧柳沢家住宅)外観

古民家(旧柳沢家住宅)外観

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 国立市の古民家(旧柳沢家住宅、国立市泉5)で現在、全面の茅葺(かやぶ)き屋根葺き替え工事が行われている。1月から2月にかけ、工事の見学会と体験会が開かれる。

茅葺屋根の解体の様子

 古民家は、青柳村(現国立市青柳)の旧柳澤家住宅を、国立市が所有者である柳澤勇一郎さんから寄贈を受け移築復元したもので、家屋は江戸時代後期に建てられたものと推定されている。1991年3月に城山公園南側の田園地帯に移築し建築当初の姿を復元。同年10月には国立市文化財に指定された。一般公開を行っているが、茅葺き屋根葺き替え工事に伴い現在は休館となっている(2019年3月末までの予定)。茅葺き屋根葺き替えは、移築復元工事以来初めての実施となる。

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 1月19日に行われる「見学会」は、足場に上り、葺き替え中の茅葺屋根を間近で見学できる。開催時間は13時~15時。小学生以下は保護者の同伴が必要。

 2月2日には「茅切体験会」を開く。当日は足場に上り、専用の道具で軒先の茅を切りそろえる作業を体験する。13時~、14時~の2部制で、定員は各回16人(事前申込制)。対象は小学生以上(小学生は要保護者同伴)。往復はがきで市教育委員会生涯学習課社会教育・文化財担当まで申し込む。締め切りは1月18日(必着)。応募多数の場合は抽選。雨天または積雪時は翌日に順延。

 市教育委員会生涯学習課の文化財担当者は「茅葺屋根はかつて『結(ゆい)』という村民の共同作業が欠かせなかった。伝統的な生活と職人の技に触れられる機会にお越しいただければ」と呼び掛ける。