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国分寺市が宇宙と鉄道テーマのイラスト募集 審査委員長に松本零士さん

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 国分寺市は4月に国分寺ペンシルロケット記念日とJR国分寺駅開業130周年を迎えることを記念し、宇宙と鉄道をテーマにしたイラストを募集している。

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 同市は1955(昭和30)年4月、当時の国分寺町で東京大学生産技術研究所の糸川英夫博士が日本で初のペンシルロケット水平発射実験を行ったことから、4月12日を「国分寺ペンシルロケット記念日」と定めている。

 募集するのは、「宇宙と鉄道」をテーマにしたイラスト。作品サイズはA3以下の未発表のオリジナル作品で、コンピュータグラフィックは対象外。作品は漫画家の松本零士さんらが審査する。小・中学生の部、一般の部各部門で最優秀賞1点を選出。最優秀作品には天体望遠鏡が進呈される。ほかに市長賞、市議会議長賞、教育長賞、JR中央線国分寺駅長賞(各1点)を選出する。

 受賞作品の展示は4月12日~17日にcocobunjiプラザ・セミナールーム(国分寺市本町3)で、表彰式は13日に同リオンホールでそれぞれ行う。

 同市文化振興課担当者は「日本初の国産ロケットは独創的な発想で、わずか23センチのペンシルロケットから始まった。鉄道や宇宙のイメージに捉われずに、車掌さんの服装、停車する駅や惑星、国分寺市の歴史なども着想のヒントだと思う。月への旅行が現実になる時代。自由な発想で未来への夢を描いていただけたら」と話す。

 応募は2月28日17時必着。持参または郵送で同市市民生活部文化振興課まで。

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