新しく始まる西多摩の観光プロジェクトなどの事例をPRする「多摩の観光フェア&シンポジウム2019」が4月11日、都立多摩図書館セミナールーム(国分寺市泉町2)で開かれる。主催は同実行委員会、共催は大多摩観光連盟・東京都観光財団。
観光は、地方・地域を支える産業として期待されている。多摩地域でもその機運が高まってくる中、現在西多摩地域で起きている具体的な観光事例などを共有し、多摩の観光の現状と課題とアイデア、未来を語り合うことを目的に同イベントが企画された。
当日は、エリア観光を体現しインバウンドの誘客に成功した雪国観光圏(新潟県)の井口智裕代表理事が「雪国観光圏の取り組みとエリアブランディングについて」、グッドライフ多摩(立川市羽衣町2)の石原靖之社長が「西多摩ではじまる観光エリア創出プロジェクト『TOKYO MOUNTAIN』について」と題し、それぞれ基調講演を行う。懐石料理店「黒茶屋」(あきるの市)の高水謙二社長による事例講演、西多摩の観光事業者などによる新しいプロジェクトの事例講演も行う。
会場内では、2019年の観光シーズンに入る直前の観光事業者のさまざまな商品やサービスのPRを行う「多摩の観光フェア」も開く。
開催時間は13時~18時。参加無料。定員は160人(要事前申し込み)。問い合わせは同委員会事務局のグッドライフ多摩(TEL 042-508-5008)まで。多摩の各自治体観光担当者や観光協会、国内在住の国内外メディア担当者、企業、関係者などを招き、一般参加も受け付ける。