国営昭和記念公園(立川市緑町)で7月27日、「立川まつり 国営昭和記念公園花火大会」が開催される。
1954(昭和29)年に始まった同大会。通算60回目の節目を迎えた昨年は、台風12号の影響でいったん中止となるも、11月に再度開催が決定。園内の観客数は約23万8000人、外周道路などを含めると61万8000人以上が花火を観覧した。
通算61回目となる今年は5000発を打ち上げる予定。尺玉、1尺5寸玉といった都内ではなかなか見ることのできない大型花火やワイドスターマイン、花火職人の競技大会で優秀な成績を収めた芸協玉、匠(たくみ)玉などをそろえ、観客を飽きさせない演出を凝らす。
メイン会場となる同園「みんなの原っぱ」内の特設エリアで観覧できる有料観覧席のチケットは、6月8日10時に販売を始める。2人用レジャーシート付きチケット(6,000円)=1,600小間、1人用椅子席チケット(4,000 円)=2,160席、団体シートチケット(定員10人、4万円)=30小間の3種類。エリア内へは当日16時から入場できる。
実行委員会広報担当の星野智哉さんは「花火と花火のコンビネーションが生み出す演出など華やかな光と音に加えて、体に響く振動や会場の雰囲気など、花火を全身で楽しんでいただけたら」と呼び掛ける。
開催時間は19時~20時。荒天時は翌日に順延予定。チケットは公式ホームページ、ローソンチケット、セブンチケットで取り扱う。