「東京大茶会2019」が10月5日・6日、江戸東京たてもの園(小金井市桜町3)で開催される。主催は東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京。
2008(平成20)年に始まった同イベントは、日本の伝統文化を国内外へ広く発信するとともに、根底にある「和の心」を次代に継承することを目的に開催。同園のほか、「浜離宮恩賜庭園」(中央区)でも同月19日・20日に実施する。昨年度の来場者数は2会場合計で2万人、これまでの累計でおよそ21万人が来場している。
さまざまな流派が一堂に会し、流派を越えたお茶を楽しめる茶道プログラムを用意。本格的な茶会が体験できる「茶席」(700円、要事前申し込み)、屋外で気軽に茶道の楽しさに触れる「野点(のだて)」(300円)、茶道初心者を対象に、2人1組でお茶をたて合いながら茶道の基本を学ぶ「茶道はじめて体験」(300円)を実施する。「茶道はじめて体験」は、英語の通訳・解説が付く。
ほかに同園では、日本語と英語で茶道の作法を説明する「WELCOME!英語で楽しむ茶席」(700円)、小学生以下の子たち対象の「子供のための茶道教室」(200円)を行う。
園内では、地元・小金井市商工会が飲食ブースを出店し、軽食やお弁当などの販売も行う予定。
開催時間9時30分~16時10分(最終受付15時20分)。開催両日のみ入園無料。「茶席」の参加は公式サイト、往復はがきで要事前申し込み。応募期間は8月1日~31日(消印有効)。応募多数の場合は抽選。