2月19日・20日の2日間、街バル「むらり~」が行われ、初日の19日、延べ230人の参加者が無料で利用できるチャーターバスで市内に点在する19店を巡った。
武蔵村山の街バル「むらり~」に230人 巡回バスで参加店つなぐ
5台のバスがそれぞれ1周約1時間半で、全店を3周する。参加者はメニューや時刻表の載ったパンフレットを片手に、自分の行きたい店を選んでバスを利用。バスを利用した人は「これまで行くことができなかった店を知ることができ、地元の魅力の再発見につながった。バスに乗って市内を回るのは、大人の遠足のような気分。知らない人との会話も弾んで楽しい」と話していた。
参加店は、3枚つづりのチケット1枚に付き各店一押しのバルメニューとドリンクを提供。今回初めて参加した店は「街バルを通した新規客も多く、今後の来店につながれば」と期待する。
主催の武蔵村山市商工会青年部のむらり~実行委員長杉本崇さんは「今年で4回目となるが、毎年の反省点を生かし改善を図ることで参加者の満足度も上がってきているようだ。来年もぜひ行ってほしいとの声も多く頂いている。駅の無い街なのでバスを使った街バルを企画したが、同様に駅から遠い商店街同士をバスや地元タクシーなどを活用してつなぐなど、他地域での地域活性化イベントなどにも良い事例になれば」と今後の展開に期待を込める。