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立川の国際製菓専門学校が卒業式 新型コロナの影響で規模縮小

マスク着用、間隔を空けて行われた卒業式

マスク着用、間隔を空けて行われた卒業式

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 国際製菓専門学校(立川市曙町)、西東京調理師専門学校(高松町)、国際パティシエ調理師専門学校(小平市)の3校合同卒業式が3月6日、執り行われた。

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 新型コロナウイルスの影響で、政府からのイベントの自粛要請が出されたのを受け、卒業式の中止も検討された中、同校は卒業生、教職員のみで式を開催。卒業生94人全員が出席した。

 卒業式の会場では全員がマスクを着用、入場前に消毒液を用意。席は1メートル間隔で配置し、換気に気を配りながら約45分の短縮された式次第で行った。

 田中啓介理事長は「今回、新型コロナウイルス感染症が拡大する中、先行きが見通せない状況で不安が大きいと思うが、そんな中でも失敗を恐れず一歩踏み出して挑戦する気持ちを持ってほしい。どのような状況であっても、人々と協力をすることによって、困難を乗り越えていけるようになってほしい」と式辞を述べた。

 卒業生たちは、最初は戸惑いながらも卒業証書を受け取り、最後には笑顔で学校を巣立っていった。 

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