昭和記念公園花みどり文化センター(立川市緑町)で8月8日より、多摩地域FC(=フィルムコミッション)パネルキャラバン「ドラマチック@TAMA AREA」が開催される。
多摩地域では自治体や団体が連携・協働してロケ地誘致を行っている。FC事業を通して街の風景を紹介し、地域の魅力を新たに再認識するだけでなく、眠っている映像資源を多摩ブランドとして広くアピールすることで地域の活性化を目指す。2005年からは多摩エリアの有志地域が集い「多摩FC交流会」を開催し情報交換を図っていたが、今回はその有志地域のロケ支援活動や観光地紹介のパネルを一堂に集めて展示するイベントを、1年かけてキャラバンスタイルで開催することになった。今回はその第1弾となるもの。
今回は立川市・八王子市・多摩市・調布市・国分寺市・日野市・福生市の7市の撮影協力実績やロケ地・観光地を紹介するパネルを展示(~8月16日)。国分寺市や福生市は市内の観光地をメーンに紹介し、多摩市はすでに多数のロケを行っているためロケ地ガイドマップを展示する。立川市や日野市は映画「20世紀少年」やテレビドラマ「ごくせん」などのロケ地とロケの様子も紹介。また、立川市を中心に撮影が行われたテレビドラマや映画の台本、ポスター写真などの展示も併せて行う(~8月31日)。
今回の展示について、日野映像支援隊代表でパネルキャラバン運営委員会事務局長の中川さんは「不特定多数の人々が集まる場所でこうしたキャラバンを展開できるのは非常にうれしい。フィルムコミッションという活動を知るきっかけを与えるだけでなく、多摩地域のさまざまな場所でロケを行っていることを通じて多摩エリアの魅力を知っていただきたい」と期待を寄せる。「今回はエキストラの募集告知も行うので、関心を持った方にはぜひ実際に撮影にも参加していただければ」とも。
開園時間は9時30分~16時30分。展示は8月31日まで。
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