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地場野菜にこだわるカフェ「スイッチ国分寺」が2周年 国分寺柄トートバックも

スイッチ国分寺店長の榎本さん(右)・トートバッグを制作する成瀬さん(左)

スイッチ国分寺店長の榎本さん(右)・トートバッグを制作する成瀬さん(左)

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 国分寺駅南口のカフェ「SWITCH KOKUBUNJI(スウィッチ国分寺)」が5月で2周年を迎えた。

2周年記念 国分寺柄トートバック

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 「国分寺に寄り添ったカフェ」がコンセプトの同店は、使う野菜は全て国分寺の地場野菜にこだわった「こくベジカフェ」。メニューは「どっさり国分寺野菜のサラダボウル-お肉料理つき」(970円)、野菜中心の小鉢に青菜ご飯と肉料理が載った「SWITCHプレート」(1,120円)、「自家製ミートのベジタコライス」(970円)、ブルーベリーなど旬の食材を使ったドリンクなど。

 企画から携わったという店長の榎本彩さんは「おしゃれな公民館のように街に寄り添った場所にしようと、国分寺野菜中心のカフェをスタート。スーパーに並ぶ野菜のように、仕入れの種類も量や野菜のサイズも均一ではなく、ひょうや台風など自然災害の影響など苦労することもあったが、野菜のおかげで地域に溶け込めるようになった」と話す。「仕入れた野菜に合わせてメニューが日々変わるため、飽きずに毎週通ってくれる常連さんも多い」とも。

 緊急事態宣言中に2周年を迎え、テークアウト需要が高まっていたこともあり、国分寺柄と店のロゴの入ったトートバッグも発売。布のデザインとトートバック製作は国分寺在勤のアーティスト成瀬さんが手掛けた。

 成瀬さんはコロナ禍で地域のために何かしたいと、4月初旬から自作のマスクを同店で委託販売を始め、140枚以上を製作した。「街なかの店を回り支援したいが物理的に難しい。この店なら通勤途中で無理なく継続でき、100%国分寺野菜を使っているので、地元農家の応援につながるのではと考えた」と話す。

 布もオリジナルにデザインし、夏用に内側に涼感素材やリネンを使ったマスクも販売。トートバッグは店のテークアウト商品がピッタリ収まるサイズで、国分寺柄の中に店のロゴをあしらう。

 「いよいよ3年目という時にコロナで大変なこともあったが、物販も始めることができ、新しいお客さんが来るきっかけにもなった」と榎本さん。「イベント開催などまだ難しい部分もあるが、街の人が集まるおしゃれな公民館を目指して、街の景色に溶け込むように根付いていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~17時。月曜と第2・4水曜定休。8月から日曜・祝日は11時~18時、月曜定休。

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