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「立川格闘技フェスタ」が5周年 「日本復興」掲げ地域連携で盛り上げ

新日本キックヘビー級王者、内田ノボル選手の試合風景

新日本キックヘビー級王者、内田ノボル選手の試合風景

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 立川駅北口のケージ(金網)常設格闘技会場「立川コロッセオ」(立川市曙町2)で9月19日~22日の4日間、「立川格闘技フェスタ2020―日本復興―100年に一度の大不況!だから何?かかってこーい!!」が開かれる。

「立川格闘技フェスタ2020」

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 主催は、多摩市や立川市を中心に格闘技ジムを運営する格闘技団体「キングダムエルガイツ」(多摩市)。5周年の記念大会となる今年は4月にイベントを予定していたが、コロナウイルス感染拡大により東京都の緊急事態宣言を受けてやむなく延期。仕切り直しての開催となる。同団体代表で総合格闘家の入江秀忠さんは「100年に一度の大不況といわれる中で、日本に笑顔が少なくなってしまったことを懸念している。立川に格闘家が集結し、日本の元気を立川から盛り上げるイベントにしたいという思いから、日本復興をテーマに掲げた」と話す。

 初日は前夜祭として、大会の見所解説などをユーチューブなどで配信し、2日目は若手選手が中心の試合を行う。3日目は小学校低学年のキッズバウトや男女のアマチュアキック、総合格闘技、柔術などレベルごとの試合に次いで、最終日に向けてノンプロ、プロと続く。新格闘競技「タイヤファイト」や、パンクラスなどの出場経験がある選手の勝負など、トータルで約50試合をラインアップ。「超人イリエマン」を含む「不況!バスターズ」が100年に一度の難敵に挑むストーリー構成で、「笑いあり、涙あり、戦いありの盛りだくさんな内容の4日間になる」と入江さん。「特に最終日、新日本キックヘビー級王者の内田ノボル選手とK-1ジャパントーナメント3位の瀧川リョウ選手によるヘビー級戦に注目してほしい」とも。

 今年の特別企画は、協賛の「いきなり!ステーキ立川北口店」と国立の農家から提供された肉と野菜のコラボによる「いきなり!ビーフシチュー」の炊き出しによる無料配布。立川市福祉協議会や立川商工会議所、立川市商店街連合会など、地域の後援・協力を得てポスター配布などの周知活動を行っているという。

 「この大会はチャリティーイベントで、売り上げの一部を立川市の医療従事者の積み立て募金や、プラスチックエプロンを病院に届ける資金に充てる。イベントは人数制限を設けて3密を避け、5~6試合ごとに完全入れ替え制で開くが、来場が難しい方には有料配信サービスも用意している」と入江さん。「この不況と本気で戦うために、地域の皆さんのパワーを貸してほしい。日本復興は立川から」と呼び掛け、意気込みを見せる。

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