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東小金井「くじら食堂」の油そばがカップ麺に 寿がきやが商品化

東小金井「くじら食堂 油そば」

東小金井「くじら食堂 油そば」

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 寿がきや食品(愛知県豊明市)が2月22日、インスタントカップ麺「くじら食堂 油そば」を沖縄を除く全国で発売した。

寿がきや食品「くじら食堂 油そば」出来上がりイメージ

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 くじら食堂(小金井市梶野町5)は2013(平成25)年に東小金井駅前で創業したラーメン店で、現在は「nonowa東小金井店」内に店舗を構える。自家製麺を使用し「食べログ百名店」にも選出歴があり、「ラーメンwalker武蔵野・多摩エリア」では、2017年に殿堂入りを果たした。

 今回の新商品「くじら食堂 油そば」は、寿がきや食品と「くじら食堂」の共同開発商品で、しょうゆラーメン・塩ラーメン・つけ麺など、数あるメニューの中でも人気のある「油そば」を再現。商品化のきっかけについて、企画広報担当者は「くじら食堂は人気の店としてラーメンファンに知名度も高く、おいしさも折り紙付き。若い世代に好まれる『油そば』はカップ麺でも人気になると考え監修をお願いした」と話す。

 商品化に当たっては、開発担当者が店主の下村浩介さんと直接会うこともあったが、コロナ禍で会う機会が制限される中、試作品を愛知県にある本社から送り、下村さんがアドバイスしながら約半年の開発期間を経て発売となった。

 「くじら食堂の油そばは、コシのあるモチモチとした縮れた太麺が特徴。カップ麺では、全粒粉を配合した小麦のうま味ある麺にウェーブを強く付けて表現した」と担当者。別添のスープだれは、香味油としょうゆだれの2種。「香味油はオリジナルのネギ油を開発し、焦がし感がありながらも生っぽさを残し、鶏油でコクをプラス。しょうゆだれは、生じょうゆのキレとうま味の強さを生かし、パンチのある味わいに仕上げた」と自信を見せる。

 「くじら食堂の監修の下、とてもおいしい油そばができた。地元の名店の味をカップ麺でもお楽しみいただければ」と利用を呼び掛ける。

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