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昭和記念公園で和菓子デザインコンテスト お茶会で入賞作品披露

入賞作品のデザイン案をもとに制作された和菓子「秋桜」

入賞作品のデザイン案をもとに制作された和菓子「秋桜」

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 国営昭和記念公園(立川市緑町)日本庭園内のお茶室で10月17日、「公園の秋を和菓子にしちゃおう!コンテスト2021」の入賞作品が実際の和菓子にして披露された。

子ども部門受賞者の丹羽環さん(6)

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 6月29日~8月31日にデザイン案を募集していた同コンテスト。日本文化を体験できるイベントを定期的に開いている同園が、子どもから大人までが幅広く参加でき、和菓子という日本独自の文化に触れて秋の公園を楽しんでほしいと企画した。今年で2回目。コロナ禍で来園をちゅうちょしていた人にも、ホームページから応募用紙をダウンロードするなどして自宅から参加できる仕組みを取った。

 公園関係者12人が、デザインや独自性、見た目、色彩、公園のイメージやテーマに沿ったデザインであるかなどを審査し、応募のあった32点の中から、大人部門・子ども部門各2点の計4点、佳作10点を選んだ。入賞作品は、同園の日本庭園内の「清池軒」に掲示している。

 子ども部門は、昭和記念公園で初めて見たコスモス畑が忘れられなくてデザインした「秋桜」、楽しい秋を表現した「もみじようかん」の2作品。大人部門は、かたらいのイチョウ並木で楽しい語らいの秋を表現した「かたらい」、一枚の紅葉が告げる、静かで小さな秋をデザインした「ひとひらの秋」が受賞した。

 入賞作品は、デザインを元に酒井屋製菓(昭島市玉川町3)が実際の和菓子として制作。入賞者を同園日本庭園内で開催される10月・11月の「はじめてのお茶室」イベントへ招待し、入賞作品の和菓子を披露する。

 10月17日に開催された同イベントでは、子ども部門で入賞した立川市在住の丹羽環ちゃん(6)の「秋桜」を披露。環ちゃんは「和菓子がとても好きで、4月頃から日本庭園のお抹茶とお菓子が毎月の楽しみになっていて、そこでこの企画を知り応募した。昭和記念公園で初めて見たコスモス畑が忘れられなくてデザインした。受賞の連絡を受けたときは、とてもうれしかった」と喜びを表した。

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