SORANO HOTELソラノホテル(立川市緑町3)が2月14日、王将戦の対局会場となったことを記念して、「『第71期 王将戦 第4局 立川立飛対局』特別おやつメニュー」の提供を期間限定で始めた。
「立川産『よつぼし』苺(いちご)と十勝産小豆の苺大福餅 『よつぼし』苺のソルベ」
「おやつ」とは、将棋の長い対局中に棋士がする間食のこと。ホテル2階「ダイチノレストラン」で、今月11日・12日に同ホテルで行われた対局で提供した「おやつ」メニューを提供する。
メニューは、「デザートセット」(2,530円)、デザート単品(1,650円)。デザートは、「立川産『よつぼし』苺(いちご)と十勝産小豆の苺大福餅 『よつぼし』苺のソルベ」、「和栗のモンブランプリン ほうじ茶風味の渋皮煮とチュイル マダガスカル産バニラのアイスクリームを添えて」ほか2品から、ドリンクは「東京狭山茶」「フェアトレードコーヒー」ほか3品からそれぞれ選べるようにする。併せて、「立川産ブルーベリーとバナナのスムージー」(1,430円)、「プレミアムぶどうジュース」(990円)も用意。
運営する「立飛ホスピタリティマネジメント」の須田麻紗子さんは、「適地適作のもと厳選した食材を提供している。立川産イチゴを使ったいちご大福はデザートというより甘さ控えめにして、食事よりに仕立てている」と話す。
併せて、レストラン利用者に立川のバルーン専門店「風船工房」が手掛けたフォトスポットを提供。バレンタインにちなんだ赤いハートのフレームには「竜王・王位・叡王・王将・棋聖」と書かれた金色のハートをちりばめ、「五冠」を表す「5」の文字と、翌朝の会見で藤井竜王が持っていたショートケーキ型のバルーンを添える。
フォトスポットは、スポーツニッポン新聞社が紙面掲載用に勝利した藤井さんの記念撮影で使ったもので、「勝者の罰ゲーム」との異名も持つ。紙面では指でハートを作る「きゅんポーズ」が掲載された。「第三局開催地のフォトスポットが話題になっているので、勝負飯やおやつと併せて問い合わせを頂いている」と須田さん。
「王将戦を通じて地域貢献ができたことがうれしい。地域の皆さんにも気軽に訪れていただき、立川の良さを再発見していただければ」と来店を呼び掛ける。
提供時間は14時~16時(16日のみ15時まで)。今月20日まで。