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駅社員の旧制服をリメークした雑貨 国立駅改札窓口で販売

旧制服をリメークした雑貨を持つ駅社員

旧制服をリメークした雑貨を持つ駅社員

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 JR中央線・国立駅の改札窓口で2月16日、駅社員が着用していたnonowaの旧制服をリユース・リメークした雑貨の販売が始まった。

帽子のつばの部分をリメークした「ペンケース」

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 駅社員が着用するnonowaの制服は、昨年3月に新制服へとリニューアルし、その際に着用を終了した旧制服を廃棄するのではなく、リユース・リメークすることでSDGsの達成に貢献することを目的とする。リメークされた雑貨を同駅構内に設置されたショーケース内に展示し、同駅改札窓口で販売する取り組み「もののわ」で取り扱う。同取り組みは昨年10月に続き2回目。

 nonowa国立の村山晃太郎さんは「旧制服の廃棄は環境への負荷が高いことに加え、これまで当社が中央線沿線地域の皆さまと共に歩んできた歴史や思いが詰められていることから、安易に処分したくないと考えた。リメークしてくれる障がい者施設との出合いもあり、思いの詰まった制服をなるべく元の形を生かして活用できるよう、リメーク商品として生まれ変わらせ、地域の皆さまにお届けすることで身近に感じていただければと企画した」と話す。

 今回は、帽子に付いていたワッペンをリメークした「キーホルダー」(500円)、帽子のつばの部分をリメークした「ペンケース」(1,400円)、ジャケットの背面部分の「ブックカバー」(1,200円)、パンツとネクタイ・ジャケットの内ポケット・帽子の顎ひもで作られた「サコッシュ」(3,300円)、ジャケットの襟と内ポケット・パンツ、フラップ部分はテーラードの襟を使った「タブレットケース」(2,900円)を販売する。

 村上さんは「昨年の1回目の販売では、『制服なんだね』と驚かれることが多かった。今回の商品は、学校やオフィスなど日常で使いやすく工夫したデザインのものがそろっているので、国立駅改札までお越しいただければ」と呼び掛ける。

 今月28日まで(25日・26日は休み)。

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