7月かから9月にかけて立川で開催された大型職業体験イベント「キッズドリームチャレンジ2022」の学習発表会が9月11日、女性総合センターホール(曙町2)で開かれた。
職業体験イベントは、子どもたちが職業体験を通じて社会の仕組みや人のつながり、支え合いの心の大切さ、人のために何かを成し遂げ感謝される喜びを体験することで、自己肯定感や自主性、地域愛を育み、将来の夢を描く機会を創出することを目的にキッズドリームチャレンジ実行委員会企画した。
発表会は、同イベントに参加した立川市および近郊の小学4~6年生43人と、その保護者が集まり開催。参加した子どもは、同イベントで学び得た内容やデモンストレーション、感想、講師へ感謝の気持ちなどをステージで発表した。
当日は、アナウンサーチームが、講師を務めたエフエム立川(栄町6)の中村由紀さんへ感謝状を贈呈。司会進行も担当した。パティシエチームはマジパン制作のタイムアタックに挑戦。同イベントで行った総合防火訓練の様子をスクリーンに投影した消防官チームには、東京消防庁 立川消防署(泉町)の宇田川署長が修了証を授与した。ファーマーチームは同イベントで収穫したナスなどの野菜3種を集まった子どもたちへお土産として配布。ヘアメークチームはヘアアレンジパフォーマンスを披露した。ネイリストチームは自分が作製したネイルチップのコンセプトについてプレゼンテーションを、スタイリストチームはファッションショーを、それぞれ行った。
参加した子どもからは「将来は美容師になりたくてヘアメークチームに入ったが、その気持ちがもっと強くなった」「今日はすごく緊張したが、たくさん楽しめた。来年も絶対申し込みしたい」という感想が聞かれた。
同イベントは来年も同規模同期間での開催を目指すという。