「プロが教える商人カルチャー 第8回立川南口街ゼミ」が11月1日、立川南口の商店街で始まる。主催は南口の商店街のメンバーらで構成する立川南フェスタ実行委員会。
同イベントは、店員が講師となり受講者へ専門店ならではの知識、情報やこつを教える講座で、商店街加盟店が開く。各店の講座は大きく分けて「食べる・飲む」「つくる」「美容と健康」「まなぶ」の4ジャンル。26店が講座29種類を用意する。
講座の内容はさまざま。大衆食堂 和海(なごみ)は「生カキの食べ比べと健康講座」(材料費=1,000円)を開講する。3種類の生カキとトッピングを1ドリンク付きで食べ比べができ、生カキの体への効能などを教えてもらえる。
島想(しまおもう)食堂では「小笠原、島旅講座」(同800円)を開催。店主の出身の小笠原の食材を使用した料理とドリンクを味わいながら小笠原諸島の魅力を教えてもらえる講座などがある。
実行委員長の吉田健洋さんは「コロナ禍で参加店舗を集めるのに苦労したが、今回も魅力的な店舗が参加してくれた。イベントを機に、店と来街者の交流を復活させて商店街を盛り上げたい。老若男女問わずたくさんの人に楽しい思い出を作ってもらうことで、商店街や店のファンが増えてくれたら」と期待を寄せる。
11月23日まで。参加希望者は開講各店に電話で申し込む。受講無料(一部のゼミで要材料費)。
同イベントに合わせて11月23日、「たちモンクエスト」をアレアレアで開く。ストーリー仕立ての謎解きイベントで、参加者には商店街や商店をモンスター化したオリジナルトレーディングカードを進呈する。受付で最初のカードとマップ付きのチラシをもらい、商店街9カ所でカードを集めながら謎を解き、最後のミッションをクリアした人にはスペシャルカードも進呈。持ち帰ったカードは、簡単なルールのゲームに使うこともできる。
吉田さんは「新企画のたちモンは、ここからがスタート。たちモンクエストに参加してどんなものか知ってほしい。これからカードもどんどん増やして、来店動機に結び付けられたら」と意気込む。
開催時間は10時~16時(最終受付は15時)。先着400人。参加無料。