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多摩モノレール沿線から「ダイヤモンド富士」 立川付近は12月初旬から

多摩モノレールとダイヤモンド富士(c)井上ひろし

多摩モノレールとダイヤモンド富士(c)井上ひろし

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 多摩モノレール沿線で、富士山と夕日が作り出す美しい光景「ダイヤモンド富士」が眺望できる時季を迎え、立川周辺では12月初旬から見頃を迎える。

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 ダイヤモンド富士は、日の出と日没時に富士山頂に太陽が重なる瞬間、太陽が立て爪ダイヤモンドのように輝く現象。富士山の東側の都内では年2回、日没時に気象などの条件がそろった時にだけ見ることができる。

 多摩都市モノレール(立川市泉町)では、「沿線の素晴らしい景色を見ていただきたい」と2020年から特設サイトを期間限定で公開し、過去の多摩モノレールから撮影されたダイヤモンド富士の写真や各所での見頃を紹介している。

 多摩モノレール沿線で見られるチャンスは、多摩センター駅から立川南駅付近で冬至前後の約2カ月半の間だけ。眺望ができる区間は多摩センター駅から立川南駅までで、11月14日~1月28日の期間。見られる時期は駅によって異なり、同サイトで眺望できる場所や詳しい日時などを紹介している。

 立川周辺で沿線から見えるのは、甲州街道駅~柴崎体育館駅=12月3日~7日16時8分~10分ごろと1月6日~8日16時23分~25分ごろ、柴崎体育館駅~立川南駅=12月6日~10日16時8分~10分ごろと1月2日~5日16時21分~22分。ホームから見えるのは、柴崎体育館=12月5日~9日16時8分~10分ごろと1月3日~6日16時22分~23分ごろ。

 同社総務部地域連携グループの担当者は「この時期にしか現れない雄大な景色を、ぜひモノレールに乗って見に来ていただければ」と呼びかける。

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