「デザインのひきだし50号・超突破記念フェア」が10月6日、グリーンスプリングス（立川市緑町3）内にある福永紙工直営店「SUPER PAPER MARKET（スーパーペーパーマーケット）」で始まった。

　グラフィック社が発行する「デザインのひきだし」（3,520円）は、デザイナーに必要な印刷・紙・加工などの技術情報を紹介する書籍。第50号の発行を記念し、同店では期間中、同書籍の販売をはじめ、表紙の展示や参加企業のオリジナル製品、関連書籍の販売などを行う。同フェアは京都府を中心に展開する「大垣書店」京都本店で同時開催する。

　同フェアについて、福永紙工製品販売部の佐原さんは「紙加工会社である当社は、『デザインのひきだし』に創刊当初から取り上げてもらっていて、これまでも各号の特集に合わせたイベントを行ってきた。紙をテーマにしたセレクトショップである当店には、紙や紙製品を愛するお客さんも多く、好評企画となっている。紙を使って挑戦する人々を応援する『デザインのひきだし』の姿勢に共感しフェアを企画した」と話す。

　50号の特集は「現代日本の印刷加工大全」と題し、「あなたの会社の一番得意な印刷加工を教えてください」との問いに答えた全国の印刷加工会社の実物サンプルを収録する。福永紙工は紙の構造設計の専門家によるコンサルティング・チーム「UNBOX」が開発した「たためる　折り目のない紙袋」を提供する。

　佐原さんは「『デザインのひきだし50号』の表紙と本文の展示も行っている。見るだけでも楽しんでいただけるので気軽に来店いただければ」と呼びかける。

　営業時間 は11時～19時（最終日は17時まで）。10月31日まで。