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国分寺駅南口に「オープンイノベーションフィールド多摩」 旧労政会館を改装

「オープンイノベーションフィールド多摩 国分寺館」

「オープンイノベーションフィールド多摩 国分寺館」

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 「オープンイノベーションフィールド多摩 国分寺館」(国分寺市南町3)が10月6日、国分寺駅南口にオープンした。

利用登録で一般の人も利用できるコワーキングスペース

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 旧国分寺労政会館を、多摩地域などの中小企業などを対象に、新事業創出、中小企業同士の連携を目指し、八王子同館とともにリニューアルした。東京都中小企業振興公社がカルチュア・コンビニエンス・クラブ(=CCC、渋谷区)に運営を委託し、サービスを展開する。CCCがイノベーション支援施設の運営や運営受託を行うのは今回が初めて。

 1階は、金属・樹脂を加工できる3Dプリンターや3Dスキャナーがサポート付きで利用できるようにするほか、新規開発などものづくりについて専門家に相談できる「ものづくり相談室」を設置。IT・DX化、工場内のロボット化や新分野の展開などについて、中小企業が無料で相談できるようにする。

 2階~4階は、ライブラリー、コワーキングスペース、貸し会議室を設置。コワーキングスペースには、集中して作業ができるワークスペースのほか、ソファを設置した交流やミーティングができるエリアを設け、会員登録後は学生や個人も利用可能。ウオーターサーバー、Wi-Fi、電源タップが利用でき、料金は30分165円。

 同社広報担当の河内康江さんは「異業種との連携や、地域の横のつながりができるイベントなども展開し、新しい企画やビジネスが生まれたり、地域の中小企業やものづくりの支援のバックアップにつながったりすれば」と意気込む。「旧労政会館時代から建物は知っていたけど入ったことがない方にも利用していただけるよう、ホームページやSNSでイベントなども発信していきたい。地域の中小企業、起業に興味がある方などに気軽に利用いただければ」と呼びかける。

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