立川のそば店「立川熟成寝かせ蕎麦（そば）たかや」（立川市羽衣町3、TEL042-595-6922）が1月5日、「能登半島地震チャリティーメニュー」の提供を始めた。

「立川熟成寝かせ蕎麦たかや」能登半島地震チャリティーメニュー

　令和6年能登半島地震の被災地を支援する取り組みで、メニューには石川県産の米を使用。奥多摩産の2年物の生ワサビとかつお節と焼きのりを載せた「奥多摩産生ワサビ丼」と、卵かけご飯には伊藤養鶏場（西砂町）に同店で48年継ぎ足したかえしを合わせた「立川産卵の卵かけご飯」の2種を用意。いずれも価格は1,000円で、売り上げの全額に販売数×1,000円を上乗せして支援団体を通じて寄付するという。

　女将（おかみ）の高橋知美さんは「11月に旅行で富山県を訪れたばかり。夢や希望がいっぱいの正月に大きな災害が起きて、被災者のことを思うと言葉にならないほどショックを受けた。飲食店として私たちにできることはないかと夫婦で相談した」と話す。「寒いし、少しでも早く物資が届いて安心できる状況になることを祈っている。皆さまにも協力いただければ」と呼びかける。

　期間は米10キロがなくなるまで。営業時間は、11時30分～15時、17時30分～21時。月曜・火曜定休。