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国立にハンドメード雑貨の店 全国のナチュラル系作家の作品セレクト

ナチュラテ店主のナッツさん

ナチュラテ店主のナッツさん

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 ナチュラル雑貨のハンドメード作品を扱う「ハンドメイドと雑貨のお店 natulatte(ナチュラテ)」(国立市中2)が3月5日、国立にオープンした。

作品の雰囲気にあわせて棚や壁にディスプレーされるハンドメイド雑貨

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 多摩地域をはじめ全国のナチュラル系作家の作品をセレクトしてそろえる同店。店主のナッツさんは「ネット販売が主流のハンドメード作品をインスタグラムや写真からではなく、実際に現物を手に取ってじっくり選んでもらえる店を開きたかった」と話す。

 店内は、ナッツさんがセレクトした全国のハンドメード作家50人のナチュラル雑貨、アクセサリーや布小物、服、ラタン雑貨、ドライフラワー、ぬいぐるみなどが所狭しと並ぶ。レジ横には、20人の多摩地域の作家自身がディスプレー管理を行う棚貸しスペースも用意。

 「内装は白い壁に白いライトにすることで、店の雰囲気だけでなく、作家が色や細かい部分にこだわり思いを込めて作った作品をきれいに見せることにこだわった」とナッツさん。インスタグラムの投稿写真やライブ配信からの販売も行うため、ネット上でも現物に近い作品の色合いを見せることができるようにした内装はほぼ、ナッツさんが夫婦で仕上げたという。

 「国立は、こだわりのある店主の個人店が多く、おしゃれで洗練された住人や来街者が多い。作家の作品はそうした人たちに見てほしいと思い国立で店を探した」と話す。ナッツさん自身も刺しゅう作家として活動しているため、随所に作家や作品への気配りを見せる。

 3年前の2人目の出産時に、趣味で作っていた刺しゅう雑貨のネット販売やイベント出店で始めたナッツさん。1年半前に立川の大型商業施設で1週間、ポップアップショップを開いた経験から、その半年後に東大和市の創業チャレンジ施設で常設店をオープンし1年間経営。今回、国立でのオープンとなった。「チャレンジ施設でディスプレー、経営など、1年間じっくり練習でき、ファンも増えたため迷いなくスタートできた。オープン初日は予約制で開いたが、北海道から鹿児島まで全国からお客さまがいらっしゃってうれしかった」と喜びを表す。

 ナッツさんは「ハンドメードが好きな人が集まる場所になってほしいが、ハンドメードの魅力をまだ知らない人にもぜひ来てもらいたい。ハンドメードをすてきだなと思ってもらい、身近なものに感じてもらえたら。ここの空間に来て、かわいい雑貨に囲まれて、ほっこり温かい気持ちになってもらえれば」と来店を呼びかける。

 営業は月曜・火曜・木曜・土曜の11時~17時。

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