たちかわ創造舎(立川市富士見町6)を起点に自転車のロングライドを楽しむ「たまライド」の新年度のツアー第1弾となる「青梅で手打ちそば・ランチライド」が4月6日、開催される。
9年目を迎える「たまライド」は、全13回のツアーを企画。前半は、青梅の手打ちそばや、調布飛行場の飛行機が見えるカフェでランチ楽しむ50キロの「ランチライド」。後半は、秋川や東京五輪コースにもなったロードバイクの聖地「尾根幹」(おねかん=南多摩尾根幹線)へ足を延ばす70キロ、100キロの「ロングライド」を用意する。新年度から「番外編」として、築地、豊洲市場を巡り現地解散する「グルメライド」50キロも始める。
実行委員会の井上ゆきえさんは「立川を起点とした多摩・武蔵野エリアにはロングライドを楽しめるコースがたくさんある。自転車をもっと楽しんでほしいとグループのロングライドを企画し、参加者の声を聞いてアップデートを重ねてきた」と話す。
初心者から常連まで、ほとんどがソロで参加し、近隣はもとより、遠くは千葉や静岡、長野からの参加者もいるという。「東京は自然が豊かな所でも道が整備されて走りやすく、景色が変わり寄り道ポイントが多いので走っていても楽しい」と井上さん。「ランチ付きなので、参加者同士で自転車の話題で盛り上がるなど、交流が生まれている」とも。
井上さんはロードバイク歴26年。「自転車は年齢を重ねても楽しめるスポーツ。膝など体の負担も少なく、心肺機能も高まり、花の香りや風で季節を感じるなど五感を刺激したり、知らなかった場所に出合えたりといいことずくめ。一人で走るのとは違った楽しさや発見があるグループライドに、参加していただければ」と呼びかける。
参加資格は中学生以上(18歳以下は保護者の記名が必要)。