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たましん美術館で「立川の街並み」を描いた画家・澤井昌平さんの個展

「澤井昌平展ー立川風景ー」展示の様子

「澤井昌平展ー立川風景ー」展示の様子

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 立川市在住の画家・澤井昌平さんの個展「澤井昌平展-立川風景-」が現在、たましん美術館(立川市緑町3)の地域貢献スペースで開催されている。

澤井さんの作品「風景」(2023年 油彩、キャンバス)

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 同展では、同市の街並みが描かれた油彩画を32点展示。澤井さんは横須賀市出身。小さい頃から絵を描くのが好きで、小学3年で美大を志したという。高校の美術部で3年間油絵を描き、武蔵野美術大学入学後は日本画を専攻。在学中は日本画のほかに油彩画やペン画、コラージュなど、絵であれば特定の技法にこだわらずに制作活動を行ったという。

 澤井さんは「大学入学時に美大がある小平市で暮らし始めたことがきっかけで、多摩地域の暮らしやすい環境に魅力を感じ、卒業後も多摩地域に住み続けている。立川市には2017(平成29)年ごろから住み始め、コロナ禍以降は同市内の風景画を集中的に描き始めた」と話す。

 澤井さんは「ギャラリーや美術館よりも気軽に見やすい環境で、遅くまで開いているので、仕事帰りや通りすがりの人にぜひ見てもらい、一つでも好きな作品を見つけてもらえれば。絵の中の風景画がどの場所なのか、考えながら楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。

 開催時間は8時~21時。入場無料。7月5日まで。

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