国分寺市産の農作物「こくベジ」を楽しんでもらうスタンプラリー「こくベジハシゴ飯」が7月3日、同市内の飲食店で始まる。
「こくベジ」は市内の農家が販売を目的として生産した農畜産物の愛称。「こくベジプロジェクト」として直売所での販売や、市内飲食店でこくベジを使うメニューの提供などを行っている。同プロジェクトは商工会・JA・観光協会・国分寺市役所・農家・飲食店・NPOが主体となり活動している。
スタンプラリーにはスマートフォンアプリ「中央線と暮らす」が必要。こくベジを提供する飲食店47店のほか直売店で会計時にQRコードを読み取ってもらいデジタルスタンプを進呈する。同市市制施行60周年記念イベントやワークショップへの参加でも進呈。スタンプを3個集めた人を対象にくじ引きも行う。会場はcocobunjiプラザ(国分寺市本町3)。景品に「タンブラー」「マグネット」などを用意する。
同市市民生活部経済課経済振興係長の田岡瞬さんは「同プロジェクトに参加する飲食店が90店を超えたので、いろいろな店に足を運んでもらおうと考案した。会期中に市制施行60周年記念イベントが複数開催されるので、イベントと連動することで回遊性を持たせている」と話す。
参加飲食店の一部は以下の通り。パン店「BOULANGERIE LE PONT(ブーランジェリー・ルポン)」(国分寺市本多2)、焼き菓子店「レオーネ・ドーナツ」(国分寺市本町2)、居酒屋「アトレスタダイナー」(国分寺市南町3)、イタリアン「トラットリアクオーレ」(国分寺市戸倉1)。
スタンプラリー対象のイベントやワークショップは以下の通り。「トマトフェスタ」(7月3日~15日)、「ブルーベリーフェスタ」(8月3日~12日)、「こくベジまつり」(7月19日~21日、7月25日~27日)、「こくベジのじかん こくベジビアガーデン」(7月21日)。
田岡さんは「市外の人にも『こくベジ』を知ってもらいたい。飲食店を回って楽しむほか、イベントやワークショップにも参加して集めてもらえれば」と呼びかける。
8月12日まで。