オリオン書房ノルテ店(立川市曙町2、TEL 042-522-1231)は3月20日、椎名誠さんを招きトーク&サイン会を開催する。
椎名さんは東京都出身の小説家。主な作品に「岳物語」「菜の花物語」、吉川英治文学新人賞受賞作の「犬の系譜」、日本SF大賞受賞作の「アド・バード」などがある。1976年には、目黒孝二さんらと「本の雑誌」を創刊。1979年同誌に掲載されたエッセーをまとめた「さらば国分寺書店のオババ」がベストセラーとなった。今回のイベントは、同店が3月初めから開催している「本の雑誌」フェアに合わせて企画したもの。
当日、「本の雑誌」編集人でもある椎名さんと同誌の発行人である浜本茂さんとを招き、「本の夢・本のちから」をテーマに同誌の昔とこれからについてトークを展開する。トーク終了後にサイン会を実施。サイン対象本は、椎名さんの著書であれば同店で購入した本でなくても対象となる。
「椎名さんを当店にお招きするのは初めてだが、すでに定員の半数近くの予約をいただいており、椎名さんの人気の高さがうかがえる」(同店担当の白川さん)。
「椎名さんのファンの人はもちろん、『本の雑誌』は小説や文芸書が好きな方にはおすすめの雑誌なので、読んだことがない方にぜひ参加していただきたい。このイベントを通じて椎名さんと『本の雑誌』の魅力に触れていただければ」(同)とも。
イベントの開催時間は16時~(15時30分開場)。要予約。同店の営業時間は10時~21時。フェアは3月31日まで。