63歳から始めた水彩画スケッチ-立川の書店で出版記念原画展

野尻明美さんの作品。

野尻明美さんの作品。

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 オリオン書房ノルテ店(立川市曙町2、TEL042-522-1231)は3月18日から、「水彩スケッチと10の活用術」の出版を記念して著者である野尻明美さんの原画展を開催する。

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 野尻さんは1939(昭和14)年東京都生まれ。1963(昭和38)年に早大理工学研究科建設構造学科を修了後、鹿島建設技研へ入社。定年退職後、65歳まで八千代エンジニヤリング顧問を務め、現在は東建ジオテック顧問。スケッチは腰痛治療を兼ねて63歳より始め、最初から独学無手勝流。現在は「美しい多摩川フォーラム」のアドバイザー、読売日本テレビ文化センターでの「スケッチ散歩」講師。一級建築士、東北大学工学博士。科学技術庁長官賞、紫綬褒章も受賞した経歴を持つ。

 同書は、野尻さんのスケッチ哲学やパノラマスケッチ術など、スケッチの楽しみ方とカレンダーや絵はがきなどへの活用術を紹介している。同展では、同書に使われている水彩画の原画を展示している。期間中、同書購入客にはポストカードを進呈している。同店担当の堤さんは「春のやわらかい空気を含んだような水彩画ならではのやさしい色使いを楽しんでいただければ」と話す。

 営業時間は10時~21時。4月7日まで。

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