和紙専門店「紙匠 雅」(立川市柴崎町2、TEL042-548-1388)で8月4日、紙すき体験会が行われる。
1999年オープンの同店の店舗面積は40坪で、日本全国の手すき和紙をはじめ書道用品、和雑貨を扱う。多くの人に和紙の良さを知ってもらいたいと、手すき和紙にこだわり、和紙を通常の産地名でなく職人名で紹介するほか、毎月2回、有料の紙すき体験会も開催している。プロの紙漉き職人を講師に迎え、原料作りから始める本格的な紙すきを行うもので、4時間ほどかけて1人4~5枚の和紙を作る。これまでに約1万人が体験したという。
同イベントは、同店の提唱する「和紙の日」(=8月4日)にちなみ、通常の紙すき体験会とは異なり無料で紙すき体験を行うもので、1人5分~10分で1枚の和紙を作り、作った和紙は乾燥後、後日引き取ることができる。
同店店主の吉田さんは、「今回のイベントは、小さなお子さんでも、保護者同伴なら十分楽しんでいただけるので、是非参加してほしい。今後は若手の職人の作品もどんどん紹介したい。和紙に関わることなら何でも積極的にチャレンジしていきたい」と話している。
営業時間は10時~18時。第一日曜定休。
紙匠 雅