音楽・映像・パブリックアートのコラボ企画-法大生ら、立川盛り上げで企画

「立川企画」のメンバーたち

「立川企画」のメンバーたち

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 法政大学文化振興団体「立川計画」が7月から、「音楽」「映像」「パブリックアート」をコラボレートした「FARETTUBE 2010」を開催する。

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 同団体は、立川市出身で法政大学4年生の佐藤茉莉奈さんと比留間ひかりさんが中心となり発足。佐藤さんと比留間さんは立川市における芸術振興の現状を調査し、論文にまとめたという。「論文を通じて、立川市はファーレ立川をはじめ文化資源が豊かで、文化芸術的取り組みも数多く行われているにもにかかわらず、市外に向けて広く発信されていないということに気付くことができた。そこで立川市を『文化芸術のまち』として対外的に発信し、文化芸術の力で立川市を盛り上げていくために当団体を発足し、今回の企画を立ち上げた」と同団体広報担当の大西さん。

 今回は、ネット投票によるコンペで勝ち残った若手ミュージシャンの楽曲のミュージックビデオを、ファーレ立川を舞台に学生映像クリエイターが制作する。今月21日まで参加ミュージシャンを公募し、7月25日~8月12日に一般によるミュージシャンへの人気投票を行う。アーティスト上位20組を決定し、学生映像クリエーターがミュージックビデオを制作。制作したビデオは11月中旬にCINEMA・TWOで上映するほか、11月下旬には法政大学市ヶ谷キャンパスや立川駅前ビジョンでの上映も予定する。

 特別審査員には、SMAPの「らいおんハート」をはじめ数々の楽曲プロデュースを手がけるコモリタミノルさんを迎える。コモリタさんは「若手アーティストの力で立川市に新しいアートの風が巻き起こることを楽しみにしている」と期待を寄せる。

 大西さんは「11月下旬に上映した後は、ミュージックビデオをDVD化したいと考えている。メンバーのほとんどは現在大学4年だが、来年以降も立川市役所や立川市内の企業の方々などたくさんの皆さまからの協力をいただきながら、法政大学とも連携し、今後も企画運営を続けていきたい」と継続的な活動に意欲をみせる。

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