立川市役所で10月18日、「多摩の作家『5人展』~solution~」が始まった。
5月に移転開庁した同市役所のインフォメーションカウンター「ようこそ!」を制作したアート作家や、多摩地域で活躍する30~60代の作家の作品を展示する同展。さとうそのこさん、松田光二さん、坂本喜代美さん、安東桂さん、星匠さんの5人の作品が並び、同カウンターの製作過程もも紹介する。
さとうさんは、粘土や土、銅線、紙などの素材を使って人形、オブジェ、壁面デザインを手がけるオブジェ作家。松田さんは、空間デザイナーとして同市役所のカウンター製作にも参加した。坂本さんは立川市出身で、金属造形家の安東さんとコラボレーションしてカウンターのデザイン・施工にかかわった。星さんは、青梅市在住で家具デザインを手がけている。
同市産業文化部地域文化課の藤間さんは「それぞれの別の素材を用いて作品を作っているが、一つの空間に互いが楽しく溶け込むような作品を展示している。芸術の秋なので、市役所で市民の方にアートに触れていただければ」と話す。
展示時間は9時~17時(最終日は16時まで)。入場無料。今月22日まで。