りそな銀行国立支店(国立市東1)が11月から、「りそなクラブ」のポイントを「くにたちポイント」へ交換できるサービスを始め好評を得ている。
りそなクラブとは、りそな銀行との取引内容に応じてポイントが加算され、提携パートナー企業のポイントやマイルなどへ交換できるサービス。2006年から始め、現在の会員数は約200万人。くにたちポイントは国立市商工会が運営する地域商店街ポイントサービスで、くにたちカードにポイントがたまると加盟店で利用できるほか、金券などにも交換できるサービス。加盟店舗は171店舗、会員約5万人を抱える。
今回の企画は、りそなクラブ100ポイントを100くにたちポイントに交換できる内容。「銀行でためたポイントを商店街ポイントへ交換するサービスは当社としても初めてで、全国的にも珍しい取り組み」(同支店お客さまサービス部長の田中さん)だという。
今回の企画は来年10月末までの期間限定の取り組みだが、「好評であれば以降も続けていく可能性もある」という。「当社の強みである、地域に密着した豊かな顧客基盤を生かし、国立地域の商店街の売り上げに貢献していきたい」と田中さん。「今回の企画が金融機関の新しい地域経済への貢献活動になれば、国立市から全国の商店街の活性化のビジネスモデルとして発信できる」とも。
同サービスを利用するには、同支店窓口でポイント交換の申し込みが必要。