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立川産蜂蜜のビール「立川ハニーエール」-蜂蜜の香りほのかに

「立川ハニーエール」

「立川ハニーエール」

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 立川屋台村パラダイスのインド・ネパール料理店「パラダイスカザガル」(立川市曙町2)で6月30日から、立川産の蜂蜜を使ったビール「立川ハニーエール」の限定販売が始まった。

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 昼はカレー、夜はクラフトビールとスパイス料理中心に提供する店として2013年3月にオープンした同店。「ビールとスパイス料理は相性が非常に良いと常々思っていたが、カレー屋やエスニック料理店で自分の好きな地ビールやクラフトビールを置いている店がなく、自分で始めてしまった」と店長の和田さん。現在同店では、生ビールは4タップ(4種)、ボトルビールは20~30種類を用意する。席数は店内8席、店外4席。

 「立川ハニーエール」の醸造は昨年に続き、今年で2回目。立川の物産を使った地ビール作りを考えていた和田さんが、立川で養蜂を営む果樹農家を紹介されたことをきっかけに、「いわて蔵ビール」(岩手県一関市)に醸造を依頼し開発した。開発に当たっては、「ビール製造に必要なだけの蜂蜜の確保のほか、国産蜂蜜が比較的高価なため、使用量を制限しながらも『蜂蜜の風味のあるビールスタイル』を決めるのに苦労した」と振り返る。

 同ビール100リットル当たり立川産の蜂蜜約3キログラムを使用。エールタイプのビールで麦芽と蜂蜜のほのかな香りの相性が良く、蜂蜜の糖分がアルコールになることから甘味は少ないのが特徴。「これから1カ月ほどたつと味がなじみ、まろやかになってくるのでは」と和田さん。

 「立川ハニーエールは香りの楽しめるビール。カレーのスパイスにも負けないので、いろいろなスパイス料理と合わせて楽しんでいただきたい。チーズナンやレーズンナンなどともよく合うと思う。ぜひ多くの方に味わってみていただければ」とも。

 価格は、USパイント(480ミリリットル)=1,200円、ハーフパイント(250ミリリットル)=700円、お試しグラス=400円。たるがなくなり次第販売終了。営業時間は11時~15時、17時~23時。

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