昭島で「防災展2017」 都主催、もしもに備え体験など分かりやすく

前回の防災展の様子「東日本大震災の状況を伝える写真の展示」

前回の防災展の様子「東日本大震災の状況を伝える写真の展示」

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 昭島の商業施設「MORI PARK Outdoor Village(モリパーク アウトドアヴィレッジ)」(昭島市田中町)屋内広場で2月11日・12日、「防災展2017」が開かれる。主催は東京都。

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 都が2000年より毎年実施している同展。自助・共助の取組や首都直下地震などの災害への備えの推進や、熊本地震や東日本大震災などの記憶の風化を防ぐことなどを目的としている。

 会場では災害用伝言サービスなどを活用した家族との連絡手段や防災資機材、防災グッズの展示・体験、災害時に使用するマルチチャージャー(充電器)や衛星携帯電話なども展示する。起震車での最大震度7の地震疑似体験、災害に関する資料の展示や、東京都の防災対策の紹介などを行う。

 災害用ドローンの操縦体験や、自衛隊・消防庁・警視庁の装備の体験試着など家族で楽しめるイベントも用意する。昭島市と友好都市関係にある、台風10号で大きな被害を受けた岩手県岩泉町の復興支援物産展と観光PRも行う。

 アウトドア流防災ガイドのあんどうりすさんによるセミナーでは、古武術の技を生かした救出救助方法、ママバッグに入れるべきお薦め防災グッズなどが学べる(11日=13時~、12日=11時~、13時30分~)。

 東京都総務局総合防災部担当者は「防災・減災に興味を持っていただき、家庭内での話し合いや、備蓄品の確認や家具転倒防止対策など、防災に関する備えを始めていただきたい。いつくるか分からない『もしも』に備えるため、楽しく分かりやすく防災を学んでほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は、11日=12時~16時、12日=10時~16時。参加無料。

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