見る・遊ぶ 暮らす・働く

立川で「eスポーツカップ」 地域の企業・団体が出場、優勝は中高生と父

優勝した「TaRuTo」は市内在勤の狩野光さんファミリーと立川商工会議所・川口哲生会頭

優勝した「TaRuTo」は市内在勤の狩野光さんファミリーと立川商工会議所・川口哲生会頭

  • 12

  •  

 「立川立飛eスポーツカップ TACHI-STA(タチスタ)」が6月21日、ドーム立川立飛(立川市泉町)で開かれた。

「立川立飛eスポーツカップ TACHI-STA(タチスタ)」準決勝

[広告]

 地域事業者を中心とした3人1組の全54チームが参加し、スマホゲーム「ブロスタ」で競い合った。初戦は向かい合わせになりスマホで対戦し、準決勝からは実況を交えて大型スクリーンでゲームの様子が映し出されると、会場は大きく湧いた。

 決勝戦では、市内在勤の狩野光さんファミリーによる「TaRuTo」が、立川を拠点に活動するeスポーツチーム「AMORIS Aries」に2連勝し優勝を決めた。実況の佐藤ピリオド.さん、裏切りマンキーコング(にしざわ学園さん・風次さん)は、「両チームともすごい戦いだったが、親子は伝達が早くてフォローが素晴らしかった」と評した。

 TaRuToは、父親の光さん、高校2年の晴斗さん、中学2年の健太さんによる親子チーム。健太さんは「昨年は兄が出られなかったので、今年は親子3人でリベンジが果たせてうれしい。家族なので言いやすいし、空いた時間に練習ができたのも勝因」と笑顔を見せた。「スピードを競い合うゲームではないので、戦略を立てれば初心者でも勝てる」とも。光さんは、表彰式でソラノホテルの宿泊券を手にすると、「立川産野菜を毎日食べていたので集中力を保つことができた。来年はディフェンディングチャンピオンを目指したい」と意気込みを見せた。

 eスポーツを活用して、地域の企業・団体の交流活性化を目指す同イベント。立飛ホールディングスとNTT東日本東京西支店がタッグを組み、2021年に「立川立飛 地域交流eスポーツカップ」として始まり、今年で4回目を迎えた。同支店長の上田達さんは「コロナ禍に企画し、オンライン対戦で始まり、対面形式ならではの熱量を感じている。来年以降も皆さんと盛り上げて、立川の街を元気にしていただければ」と呼びかける。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース