サントリー武蔵野ビール工場(府中市矢崎町3)が3月にリニューアルした「ザ・プレミアム・モルツ講座」が人気を博している。
同工場の敷地面積は約11万平方メートル。1963(昭和38)年にサントリー初のビール工場として開設され、「ザ・プレミアム・モルツ」「モルツ」など年間1000万ケースのビールを製造。「ザ・プレミアム・モルツ」発祥の工場としても知られる。
これまで8万人以上が参加した同講座。「造りの現場であるビール工場で、『ザ・プレミアム・モルツ』の造りのこだわりやおいしさを体験いただけるプログラムとして開いている」と、サントリーホールディングス広報部の木谷さん。
講座では、「ザ・プレミアム・モルツ」の品質に懸ける技師の思いを特別映像で紹介するほか、今回新たに加わった「ダイヤモンド麦芽」をはじめとする麦芽・ホップなどのビール素材の体験、「ザ・プレミアム・モルツ」ができるまでの製造設備見学を行う。「ザ・プレミアム・モルツ」「ザ・プレミアム・モルツ(黒)」を工場技師長が薦めるおつまみと合わせて試飲したり、「おいしい缶ビールの注ぎ方」を体験することもできる。
同講座は金曜・土曜・日曜・祝日の11時~16時に開いているが、夏季限定で6月・7月の土曜・日曜の16時30分~の回を追加した。「16時30分~の回は特に好評で、全て満席の状態」という。
参加無料。事前予約制。講座の詳細はホームページで確認できる。