立川市女性総合センターアイムホール(立川市曙町2)で3月7日、たちかわ市民交流大学の企業連携事業講座「アニメと地域振興-なぜ立川がアニメの聖地なの!?」が開かれる。
たちかわ市民交流大学は、学校教育法に基づくいわゆる大学ではなく、講座事業を中心に市民に学びを提供していく立川市独自の生涯学習機構。市内6カ所の地域学習館をはじめとした市の学習施設などを会場に、2007年10月の開始以来、年間約300講座を実施している。市民企画講座、団体企画型講座、行政企画講座が開講されており、講座の内容に応じて立川市、同市教育委員会、同大学市民推進委員会などが主催している。
「今回の講座の開催は、市内企業と連携してまちづくり視点の講座を開催することができないかと立川観光協会、立川商工会議所に相談したのがきっかけ。最近話題となっている立川市を舞台とした『アニメ』を地域振興という視点で取り組んでいる方々に話を伺い、街での様々な活動も地域振興の一つであるということを多くの方に知っていただければと思った」と同市生涯学習推進センターの田中謙次さん。
当日は、JTBコーポレートセールス(新宿区)の門脇伊知郎さんが、アニメとまちづくりの結びつきについて各地での事例をもとに講演を行うほか、立川観光協会ブランド強化委員長の岩崎太郎さんをコーディネーターに迎え、アニメを地域振興に取り入れたきっかけから、これまでの活動や今後の展開について、壽屋(曙町1)戦略開発部長の杉山学さんや多摩都市モノレール(泉町)総務部事業課営業係長の中根修一郎さんらパネリストがパネルディスカッションを行う。
「今回は、実際に活動をされている方からの生の声や思いを聞けるめったにないチャンス。まちづくりに関心ある方はもちろん、行政職員の方にも現在の立川の企業の取り組みを知っていただければ。多くの方の参加をお待ちしている」と田中さん。
開催時間は18時30分~20時30分。参加無料。定員150人(先着順、事前申込制)。申し込みは電話(生涯学習推進センター TEL 042-528-6872)、同市ホームページから電子申請で受け付ける。