JR東日本グループは2月18日までに、中央線の国立駅と武蔵小金井駅でサイクルシェアシステム「Suicle(スイクル)」を開始した。運営は中央復建コンサルタンツ(大阪市)。
SuicleはSuicaやPASMOなどを会員証として使えるシェアサイクル。自転車を借りたポート(専用駐車場)以外のポートにも返却できる。
2013年11月に東小金井駅と武蔵境駅に同システムを設置。「駅からまちへの回遊手段の提供による地域の利便性向上を目的として設置した。利用者数も増加し、地域の足として自転車をシェアするというライフスタイルが浸透してきたと実感している」と同社の南部浩之さん。
国立駅と武蔵小金井駅では、西側の高架下のスペースにポートを展開。それぞれ100台の自転車を用意する。
「駅と自宅、また周辺の会社や学校への通勤・通学、買い物や観光等で回遊する時の交通手段として利用いただければ」と南部さん。
定期利用(2,500円/月)、一時利用(100円/最初の1時間、以降1時間ごとに100円増し、1日の上限は500円)、事前登録不要のビジター利用(500円/日)がある。支払いはSuicaなどのほかに、現金・クレジットカードが利用可能。
サービス提供は24時間。会員登録方法など詳細はホームページで確認できる。