
立飛ホールディングス(立川市栄町6)は3月1日、立川駅北側の「みどり地区」(緑町3)に計画中の「(仮称)立飛みどり地区プロジェクト」で開発される新街区の名称と概要を発表した。
計画地である「みどり地区」は、同社が2015年に取得した約3.9万平方メートルの元国有地。同プロジェクトでホールやホテル、商業施設、オフィスなどの大規模複合施設の整備を計画している。
新街区の名称は「(仮称)GREEN SPRINGS(グリーンスプリングス)」。「GREEN」で、緑豊かな多摩・立川の魅力を表現。「SPRINGS」は、多摩川を中心とした水に恵まれた豊かな土地柄と街区内に設ける水辺を表す「泉」。さらに「春」の意味もあることから、心地よい街のイメージを込めたという。
新街区には、多摩地区最大規模となる約2500席を備え、ステージと屋外の客席がつながる屋内外一体型ホール「(仮称)TACHIKAWA STAGE GARDEN」、全客室が50平方メートル以上を有し、最上階には同街区内で掘削した天然温泉を使ったスパを設けたホテル「(仮称)SORANO HOTEL」を建設。敷地外周部には、オフィスや約40店の店舗の入居を予定する商業施設が入るビルを配し、中央部分の約1万平方メートルに南北に走る緑豊かな「中央広場」を設け、来街者の交流や憩いの場とするという。
同プロジェクトのマスターデザイナーに、東京ミッドタウンのチーフデザイナーを務めた清水卓さん、ランドスケープデザイナーには、二子玉川ライズなどを手掛けた平賀達也さんを起用。ホテルのインテリアデザイナーとして、ギンザシックスの内装デザインを手掛けたグエナエル・ニコラさんが参画する。
1日に行われた記者会見では、同社の村山正道社長が「超一流の方々の協力を得てやっとここまでこれた。2年後の完成を楽しみにしてほしい」とあいさつ。同プロジェクトを立ち上げた理由を問われ、「立川の将来を考えた時、この場所はとても大切なエリア。立川駅前のにぎわいを伸ばし、昭和記念公園も生かした回遊できる街になったら素晴らしいなと思っている。今やらなければという責任を感じている」と思いを語った。
2020年春から順次オープンを目指す。