「かれー麺実之和 武蔵小金井店」(小金井市本町1、TEL 042-401-2188)が武蔵小金井駅南口にオープンして1カ月がたった。
「かれー麺実之和」は、1953(昭和28)年に千葉県香取市で創業した「実之和食堂」で提供され、人気を博した「かれー麺」を提供する店として2005年にオープン。現在、都内を中心に国内5店舗を展開しており、武蔵小金井店は国内6店舗目。多摩エリアでは初の店舗となる。
武蔵小金井店店長の笹澤諒介さんは、昨年8月に閉店した「かれー麺実之和 新宿御苑店」で約10年間経験を積んできた。「いずれは自分で店をやりたい」と最後の3年余りは「自分で店を切り盛りするための『本修業』として取り組んできた」と振り返る。店舗面積は11坪。カウンター席4席、テーブル席6席を備える。
看板メニューは、鶏ガラスープとオリジナルのカレールーで作るとろみの強いカレースープに、「もちもちの食感」の中太多加水麺を合わせ、豚しゃぶと小ネギを添えた「かれー麺」(並盛850円、大盛970円)。冷水でしめたコシの強い麺を、細かく切った豚肉でコクを与えたカレースープにつけて食べる「かれーつけ麺」(並盛900円、大盛1,000円)も人気だという。同店限定の「かれーうどん」(850円)はかつて新宿御苑店で提供していたメニュー。「普通のかれー麺よりもスープに甘みがあり、女性やお子さん、高齢の方に好評」と笹澤さん。
温泉卵や「豚しゃぶ盛」、「ネギ盛」、「辛さUP」といった各種トッピング(120円~300円)、ライス(100円~)を用意するほか、「豚しゃぶポン酢定食」(900円)などの定食メニューも。
「働いている方に元気を出してもらえるラーメンだと思う。地域の方に愛される、アットホームな店にしていきたい」と笹澤さん。
営業時間は11時30分~15時、17時~21時。不定休。