立川を拠点とする3人制プロバスケットボールチーム「TACHIKAWA DICE(立川ダイス)」が5月14日、立川商工会議所(立川市曙町2)で2019シーズン始動記者発表会を行った。
今年設立4年目を迎える立川ダイス。昨シーズンは、男子は5月の「3×3日本選手権大会」で優勝し、プロリーグ「3x3.EXE PREMIER」ではグランドチャンピオン(日本一)に。世界一のクラブチームを決める「FIBA World Tour Masters」への出場も果たした。女子も昨夏スタートした女子リーグを準優勝で終え、世界大会「3x3.EXE PREMIER WORLD GAMES」では優勝を果たした。
会見では、継続して安定した運営を行うため今年1月に一般社団法人化したことを報告したほか、「TACHIKAWA U12 3×3リーグ」や中学生を対象としたU15ユースチームの創設、受講者がそれぞれ100人を超えたというバスケットボールスクール、チアダンススクールの今期の動向についても紹介した。チームには現在、日本代表選手や日本代表候補による強化合宿への参加選手が在籍。掲げる「立川から世界へ」の目標に向け、チームでの世界戦への参戦、オリンピック代表選手の輩出に力を注ぎ応援していきたいとした。
2019シーズンは、男子は12カンファレンス全72チーム、女子は9チームへ拡大され開催される「3x3.EXE PREMIER」と日本バスケットボール協会が主催する「JAPAN TOUR」の2つのリーグに参戦する。立川ダイスの今季のエントリー選手は、男子がルーク・エバンスさん、池田千尋さん、杉浦佑成さん、沢頭智弘さん、鮫島宗一郎さん、デボーン・ワシントンさんの6選手。女子は浅羽麻子さん、宮田光さん、鈴木麗さん、大橋実奈さん、高橋香澄さん、井齋沙耶さんの6選手。ゼネラルマネジャーの劉生琢行さんは「連覇を目指していく」と力強く語った。
立川でのホーム戦はドーム立川立飛(泉町)で、7月20日に「3x3.EXE PREMIER」、7月27日・28日には「JAPAN TOUR」が行われる。