立川の文化芸術拠点「たちかわ創造舎」(立川市富士見町6、TEL 042-595-6347)の一部をシェアスペースとして利用する取り組みが今年4月に始まる。
同施設は2004(平成16)年に閉校した多摩川小学校をリニューアルし、2015(平成27)年にオープンした。同プロジェクトはたちかわ創造舎が行うインキュベーション事業の一環で、空き教室や1階オープンスペースを専門的なセミナーやワークショップの会場、起業に向けたチャレンジショップとして貸し出す。
2月には利用希望者向けに利用説明会・ガイドツアーを行い、現在、申し込みを受け付けている。日程は1日・2日・8日・9日の11時~と14時~で、各回5組(1組2人まで、申し込み順)。対象は現在セミナーやワークショップを開催している人と、今後その予定がある人、店舗経営を検討している人、身近な環境で楽しみながら商いすることに興味のある人など。
利用区分は2種類。「1 Day Challenge Shop & Atelier」はクラフト作品の展示、ワークショップや販売などに適した1階オープンスペースを1日から利用できる。利用料金は1日1,000円~(金額は使用目的、業態などに応じて個別に設定)。「みんなの学校」は空き教室などを専門的なセミナーやワークショップなどに利用できる。利用料金は6時間5,000円(以降、1時間1,000円で延長可能)。共に利用可能時間は9時~21時。
たちかわ創造舎チーフ・ディレクターの倉迫康史さんは「立川駅から離れているがバスや車でのアクセスは便利。地域に密着した活動にチャレンジしたい方、旧校舎の雰囲気を生かした学びの場に興味のある方などぜひご参加いただければ」と呼び掛ける。