立川で小中高生に向けに定期的に個別学習会を実施しているボランティア団体「CEVEC(セベック)」が、新型コロナウイルス対策として、LINE等を使ったオンライン授業の提供を始めた。
同団体は小中高生に向けた定期的な学習会を開き、定期テスト対策や英検対策、中学受験・高校受験対策などの場として、現役の大学生や塾講師の経験を持つスタッフが学習をサポートしている。
併せて、地域の人に向けた市民団体や児童館、商店街などと協力してイベントの実施、進路キャリア支援活動やスポーツ活動など幅広いボランティア活動を通して、コミュニティーづくりを推進している。
現在、定期的に開いている個別指導学習会が新型コロナウイルスの影響で実施できないため、オンライン授業で対応を始めた。受講者にLINEかスカイプのどちらかを選んでもらい、講師スタッフが分からない問題や予習単元の解説をオンラインで行う。子どもたちの学習時間の確保としても活用できる。申し込み後、日時や講師の調整ができ次第、開始となる。
同団体代表の峰村さんは「長引く休校措置のため、自宅学習をするときに、質問ができない、学習時間を確保できないなどの悩みがある方は、ぜひ参加いただければ」と呼び掛ける。
参加無料。希望者は同団体ホームページの応募フォームから申し込む。