東京立川こぶしロータリークラブ(立川市曙町2)が現在、立川近郊の小中学生にコロナ禍での生活などについての作文を募集している。選考された作文は自らラジオ番組で朗読し、アナウンサー体験もできる。
この事業は、同クラブの「35周年記念事業『YOUNG VOICES ON THE AIR』~子どもたちの声をラジオに~」として、「地域の青少年健全育成を願って」エフエムたちかわとの連携事業として企画したもの。
「地域の未来を担う子どもたちに『考える』『表現する』『発表する』きっかけを与えることで、社会への関心を喚起し、また子どもたちの声を公共メディアで取り上げることで、彼らの自己肯定感を醸成したい」と、同クラブ青少年奉仕委員会の川口哲生委員長は話す。
応募資格は立川市近郊在住の小学校高学年生と中学生。400字詰め原稿用紙2枚以内で、コロナ禍における生活の変化、エッセンシャルワーカーについて、コロナ後の生活についての3つのテーマから選んで応募できる。
選ばれた児童・生徒には、図書券、「エフエムたちかわグリーンスプリングス内サテライトスタジオ」で行う生放送での作文朗読、同局初級アナウンス教室に参加できるなどの特典がある。
放送は10月~来年6月を予定し、作文は3回に分けて募集。1回の放送で2人分の作文を放送し、10月~12月で26人分を放送予定。
川口さんは「作文を書いて、ラジオアナウンサー体験を」と応募を呼び掛ける。
1回目の応募締め切りは8月31日。